本田正博の「わくわく親子鉄・乗り鉄」ブログ

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【トレインビュー】新幹線が見たい放題!2011年3月9日、田端駅前で捉えた忘れられない鉄路の輝き

今回は少し趣向を変えて、鉄道ファンの聖地とも言える特別なトレインビューホテルのご紹介です。宿泊したのは2011年3月9日。今振り返れば、あの大震災が起こるわずか2日前という、歴史の転換点とも言えるタイミングでした。

場所はJR田端駅のすぐそばに佇む「ホテルメッツ田端」です。現在はJR東日本ホテルズのブランドですが、当時はJR貨物が土地を所有しグループ会社が運営に関わっていた、まさに貨物の息吹を感じる立地でした。ここの高層階の部屋に一歩足を踏み入れれば、そこは新幹線と在来線、そして貨物線が織りなす「見たい放題・撮り放題」の極上空間が広がっていたのです。目が疲れないよう、当時の貴重な写真を交えてシンプルに要約してご紹介します。

🚄 1. 部屋の窓から見下ろす、国鉄形と名車たちの息遣い

カーテンを開けた瞬間に広がる大パノラマは、まさに鉄道模型の大型レイアウトそのものでした。

  • 懐かしの200系新幹線: リニューアルされ、緑と青の帯を纏って走る国鉄生まれの名機・200系新幹線。高架橋の上を滑るように駆け抜けていくその姿を、遮るものなく真横から完璧なアングルで捉えることができました。

  • 眼下の仕事人・DE10 1556: ふと視線を下に向ければ、田端運転所(または臨海区間)の日常である赤とグレーのDE10形ディーゼル機関車が、ずっしりとした貨車を引き連れて足元の線路をゆっくりと入換中。このメカニカルな俯瞰ショットは、貨物駅が隣接する田端ならではの贅沢です。 

⚔️ 2. 今では見られない「新幹線の連結・併合シーン」を特等席から

このホテルの最大の魅力は、東北・上越新幹線が次々と行き交い、それぞれの車両が手を取り合う姿をまじまじと観察できる点にありました。

  • E4系「Max」×E3系「つばさ」のドッキング: オール2階建ての巨体を持つE4系Max(黄色帯)の鼻先と、山形新幹線E3系がガッチリと手を結んだ連結面を、これほど近い距離感で真上から見下ろせました。 

  • E2系×E3系「こまち」のすれ違い: ピンクの帯を纏ったE2系と、秋田の地でお馴染みだった初代「こまち」のE3系が、高架の上で綺麗に鼻先を並べて離合する一瞬。高層階の客室だからこそ、ブレることなくカメラに収めることが可能です。 

🌤️ 3. 2階建て巨体と、デビュー直後の新星が織りなす日常

さらに窓の外を見つめ続けると、時代の移り変わりを感じさせる新旧の主役たちが次々と現れました。

  • 堂々たるオール2階建て・E4系Max: 巨大な車体を誇るE4系が、高架橋の壁をものともせず、その圧倒的な存在感を放ちながら東京駅へと滑り込んでいく姿です。 【ここに写真「DSC00038.jpg」を挿入】

  • デビュー間もないE5系と、並びゆくE3系: そしてこの写真が本当に貴重です。当時、運行を開始したばかりだった鮮やかな常盤グリーンのE5系(当時はまだ数が少なかった超新星)が走る高架線の下を、秋田新幹線のE3系がくぐり抜けていく大迫力の2階建てクロス。 

✨ まとめ:激動の直前に切り取った、静かで熱い鉄道のワンシーン

2011年3月9日。この2日後、東日本大震災によって東北の鉄路は一時的にすべての光を失い、復旧に向けて長い戦いへと突入することになります。

あの未曾有の大災害の直前、ホテルメッツ田端のあたたかな部屋の窓から見つめた、新幹線たちが当たり前のように、そして誇らしげに東京へと乗客を運んでいた美しい日常の風景。現在ではほとんどの車両が引退し、形式が変わってしまいましたが、まーくんがこの時ファインダー越しに焼き付けた鉄路の輝きは、あの日交わした列車の音とともに、いつまでも色褪せない貴重な歴史の1ページです。

 

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