2026年4月29日の弘前遠征。メインの大鰐線だけでなく、帰りの「リゾートしらかみ6号」までのわずかな時間を使って、もう一つの弘南鉄道、弘南線にも触れてきました。
わずか2駅、往復20分足らずのミニ乗り鉄でしたが、そこで出会ったのは全国的にも珍しい?「粋な仕掛け」がある駅でした。

中央弘前駅から弘前駅まで徒歩で移動し、秋田行きの列車まで残りわずか。この隙間時間を逃さず、弘南鉄道弘南線のホームへ向かいました。時間の都合上、遠くまでは行けませんが、2駅先の「運動公園前駅」までを往復することにしました。

1. 🕒 懐かしの東急車両と「渋谷の記憶」
弘南線で活躍しているのも、大鰐線と同じく元東急電鉄の7000系。車内に入ると、思わずニヤリとしてしまう光景がありました。つり革に目を向けると、そこには「東急百貨店」や「SHIBUYA 109」の広告が当時のまま残っているのです。
秋田から来たはずなのに、一瞬にして数十年前の東京へタイムスリップしたような感覚。こうした「お下がり車両」ならではのディテール探しも、地方私鉄を巡る醍醐味の一つですね。

2. 🏟️ 運動公園前駅:ホームに描かれた「真剣勝負」の跡
弘前駅からわずか数分で、運動公園前駅に到着しました。陸上競技場やスポーツ施設に囲まれた、何の変哲もない無人駅……のはずでしたが、ホームに降り立った瞬間に目が釘付けになりました。

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ホームがブルペンに?: アスファルトのホーム上に、野球の「バッターボックス」と「ピッチャープレート」が鮮やかにペイントされていたのです。
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こだわりの18.44m: ホームベース付近からプレートまでの距離を測ってみると、おそらく公認野球規則通りの18.44m。この場所で投球練習をする人はいないでしょうが、駅名にちなんだこの「遊び心」には驚かされました。
これまで全国各地の駅を巡ってきましたが、ホーム上にこれほど本格的なマウンドの距離感を再現した演出は見たことがありません。まさに、スポーツの聖地への玄関口にふさわしい、粋な計らいでした。

✨ まとめ:隙間時間で見つけた「地域の個性」
往復だけの短い滞在でしたが、運動公園前駅のペイントを見て、改めて「鉄道は地域と共にある」ということを実感しました。ただの移動手段ではなく、訪れる人を一瞬でワクワクさせる仕掛け。こうした小さな発見があるから、乗り鉄はやめられません。

大鰐線の厳しい現実を見た後だっただけに、こうした元気な「遊び心」が、弘南鉄道の両路線にこれからも続いていくことを願うばかりです。
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